H3 3号機 打ち上げカウントダウン(6年生)

H3ロケット3号機の打ち上げカウントダウンを6年生と一緒に行いました。

 

搭載されている衛星はALOS4、和名を「だいち4号機」といいます。本来は昨日、日曜日に打ち上げる予定でしたが、種子島の天候が悪くなりそうだ、ということで、事前に7月1日(月)に延期されていました。

 

日曜だと、興味のある子がご家庭で・・・、という形ですが、延期になったおかげで、みんなで見ることが出来ました。

 

JAXAのアナウンスが流れます。

「540・・・!」

6年生がちょっとポカンとしていたので

「打ち上げ540秒前ってことだよ」と教えると、笑い声が洩れました。

意外だったようです。

 

大型テレビに映しながら、宇宙好きの私の拙い解説を交えながら、その時を待ちます。

「10,9,8,7,・・・・・・・3,2,1」

自然と声が揃います。いつ見てもこの瞬間は感動します。

 

今回の「だいち4」は地震や洪水などの災害時に、被災地の様子を観測して正確な情報を得ることができるレーダー衛星です。理科や社会の防災や環境、産業と深い関わりがあります。人工衛星を活用したスマート農業にもつながります。

 

何より世界一美しい射場と言われる種子島の晴れ渡ったリアルな映像を、教室で、リアルタイムで見ることが出来る環境に、スマートスクールの醍醐味を感じます。

 

また、世界中の多くの技術者、研究者たちの思いがつまったこのプロジェクトに、少しでも関心を持ってもらえれば、と思っています。

 

 

  • 2024年07月01日 15:16

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